広大な砂漠の中に忽然と現れる、色鮮やかな層状の地形。それがメサです。まるでグランドキャニオンのような景観は、見る者を圧倒します。このバイオームは、バージョン1.13で正式名称が「荒野」に変更されましたが、その魅力は変わりません。
メサの最大の特徴は、10ブロック以上積み重なったテラコッタ層です。自然生成される7色の着色テラコッタは、建築素材としても人気があります。さらに、金鉱石がY=32以上で生成されるという特殊なルールも、他のバイオームとの違いを際立たせています。
乾燥帯バイオームの特性により、雨が降らない気候もメサの景観を形作る要素の一つです。この独特の環境は、探検や建築の楽しみをさらに広げてくれます。*画像はイメージです。
記事のポイント
- メサの正式名称は「荒野」に変更されました。
- 10ブロック以上のテラコッタ層が特徴的です。
- 7色の着色テラコッタが自然生成されます。
- 金鉱石はY=32以上で生成可能です。
- 乾燥帯バイオームのため、雨が降りません。
マイクラのメサとは?
砂漠地帯に広がる鮮やかな色彩の地形は、探検者を魅了します。このバイオームは、英語では「Badlands」と呼ばれていますが、locateコマンドでは「mesa」と表示されます。かつては「メサ」と呼ばれていましたが、バージョン1.13で正式名称が変更されました。しかし、その独特の景観は今も変わらず、多くのプレイヤーに愛されています。
メサの基本情報
メサの地形は、赤い砂地にサボテンや枯れ木が点在するのが特徴です。また、高さ200ブロックを超える山岳地形が生成されることもあり、そのスケール感は圧倒的です。このバイオームは、乾燥帯バイオーム群の一部であり、砂漠やサバンナと連動して生成されることが多いです。
赤い砂は、コンクリートパウダーとして使用できないという特殊な性質を持っています。しかし、その鮮やかな色合いは建築素材として人気があります。また、雲を超える高さの山岳地形は、探検や建築の楽しみをさらに広げてくれます。
メサの名称の由来
かつて「メサ」と呼ばれていたこのバイオームは、その名称変更がコミュニティに大きな影響を与えました。現在でも、多くのプレイヤーが「メサ」と呼び続けています。この名称の変更は、バイオームコードの矛盾を解消するために行われましたが、その歴史的経緯は今も語り継がれています。
| 特徴 | 詳細 |
|---|---|
| 地形 | 赤い砂地、サボテン、枯れ木 |
| 山岳 | 高さ200ブロック以上 |
| バイオーム群 | 乾燥帯(砂漠、サバンナ) |
| 赤い砂 | コンクリートパウダー不可 |
メサの特徴
メサは、独特の景観と貴重な資源が魅力のバイオームです。この地形は、探検者にとって宝の山とも言えるほど、多くの驚きを提供してくれます。ここでは、メサの主な特徴について詳しく見ていきましょう。
テラコッタの豊富さ
メサの最大の特徴の一つは、テラコッタの豊富さです。自然生成される7色のテラコッタは、建築や装飾に幅広く活用できます。さらに、染料を使ってクラフトできる10色のテラコッタもあり、デザインの自由度が高まります。
層状に積み重なったテラコッタは、採掘効率も良く、建築デザインの応用例も豊富です。例えば、カラフルな壁や床を作る際に、このテラコッタを活用することで、ユニークな空間を演出できます。
赤い砂の存在
メサには、赤い砂が広く分布しています。この砂は、通常の砂とは異なり、コンクリートパウダーとして使用できませんが、その鮮やかな色合いは装飾素材として人気があります。
また、赤い砂はTNTクラフトやガラス生産にも利用できます。通常の砂と比べて、効率的にガラスを生産できるため、資源活用の面でも優位性があります。
金鉱石の生成ルール
メサでは、金鉱石がY=32以上の高さで生成されます。通常のバイオームと比べて、生成確率が3倍以上高いため、金の資源を効率的に集めることが可能です。
さらに、エメラルド鉱石が地表近くで生成される可能性もあります。これにより、メサは貴重な資源を求める探検者にとって、非常に価値のある場所となっています。
メサの探し方
メサを見つけるための方法はいくつかありますが、それぞれに特徴があります。ここでは、歩いて探す方法、コマンドを使った方法、そしてバイオームファインダーの利用について詳しく解説します。
歩いて探す方法
歩いてメサを探す場合、砂漠やサバンナの境界線を意識しながら進むと効率的です。テラコッタの鮮やかな色合いが視覚的に目立つため、遠くからでも確認できます。エリトラを使えば、空からテラコッタの層を探すことも可能です。
また、ネザーゲートを活用して広範囲を探索する方法もあります。ネザーでの移動距離はオーバーワールドの8倍になるため、効率的に広域をカバーできます。
コマンドを使った探し方
コマンドを使えば、メサの位置を簡単に見つけることができます。/locate biome mesaと入力すると、最も近いメサの座標が表示されます。この方法は、チートモードを有効にしている場合に利用できます。
ただし、コマンドを使うと実績が解除されない場合があるので、注意が必要です。事前にシード値を分析しておけば、メサの位置を事前に把握することも可能です。
バイオームファインダーの利用
バイオームファインダーは、メサの位置を特定するのに役立つツールです。チャンクベースの検索機能を使って、座標を正確に特定できます。マップの解像度を調整することで、より詳細な情報を得ることも可能です。
このツールを使えば、事前にメサの位置を確認し、効率的に探索を進めることができます。特に大規模な建築プロジェクトを計画している場合に便利です。
メサの資源と活用方法
メサの資源は、探検や建築に役立つ貴重なアイテムが豊富に揃っています。ここでは、テラコッタ、金鉱石、赤い砂の具体的な活用方法について詳しく解説します。
テラコッタの建築利用
メサのテラコッタは、自然生成される7色のバリエーションがあり、建築デザインの幅を広げます。焼成不要で直接利用できるため、時間と資源を節約できます。
例えば、層状のテラコッタを活かしたグラデーション建築は、視覚的に美しい空間を作り出します。また、壁や床の装飾にも多用され、ユニークなデザインを実現できます。
金鉱石の効率的な採掘
メサでは、金鉱石がY=32以上の高さで生成されます。通常のバイオームと比べて、生成確率が3倍以上高いため、効率的に資源を集めることが可能です。
金リンゴを作成する場合、約24個の金インゴットが必要とされます。メサでの採掘は、この目標を達成するのに最適な環境を提供します。
赤い砂のクラフト用途
メサに広がる赤い砂は、通常の砂とは異なる特性を持っています。コンクリートパウダーとして使用できませんが、装飾素材として人気があります。
例えば、赤い砂岩の階段やハーフブロックは、建築デザインに彩りを加えます。また、自動サボテン農場と連携することで、効率的に資源を生産することも可能です。
メサの亜種バイオーム
メサの亜種バイオームは、独特の景観と資源が魅力です。これらのバイオームは、メサの特徴をさらに拡張し、探検や建築に役立つ貴重な要素を提供します。ここでは、森のある荒野と侵食された荒野について詳しく見ていきましょう。
森のある荒野
森のある荒野は、粗い土壌の上にオークの木が生い茂る特徴を持っています。このバイオームは、木材資源を確保するのに最適な場所です。特に、自動伐採システムを構築する場合、効率的に資源を集めることができます。
また、標高特性が拠点建設に適しているため、探検者にとって便利な場所です。森のある荒野は、自然の美しさと実用性を兼ね備えたバイオームです。
侵食された荒野
侵食された荒野は、尖塔状の地形が特徴的です。この地形は、フォトジェニックな撮影スポットとしても人気があります。しかし、尖塔地形ではモンスターのスポーン率が高いため、探検時には注意が必要です。
このバイオームは、独特の景観を楽しむだけでなく、貴重な資源を探すのにも適しています。例えば、尖塔地形の周辺では、鉱石やテラコッタが豊富に見つかります。
- 森のある荒野は、木材資源の確保に最適です。
- 侵食された荒野は、尖塔地形が特徴的で、フォトジェニックな撮影スポットです。
- 尖塔地形では、モンスターのスポーン率が高いため、注意が必要です。
- 亜種バイオームの確率分布を理解し、探索の優先順位を決めましょう。
メサの亜種バイオームは、探検や建築に役立つ貴重な資源を提供します。これらのバイオームを活用することで、より豊かな体験が可能になります。
メサ探索の注意点
メサの探検は、その美しい景観と貴重な資源を求める冒険者にとって、忘れられない体験となるでしょう。しかし、その独特の環境にはいくつかの危険が潜んでいます。ここでは、敵対Mobの出現、廃坑内の危険性、アルマジロのスポーンについて詳しく解説します。
敵対Mobの出現
メサでは、洞窟グモやクリーパーなどの敵対Mobが頻繁に出現します。特に洞窟グモは毒攻撃を仕掛けてくるため、牛乳を持参して解毒することが重要です。また、毒耐性ポーションを作成しておくと、より安全に探索を進めることができます。
廃坑内の危険性
廃坑は貴重な資源が豊富ですが、ダークオーク木材で作られた構造物は崩れやすいため注意が必要です。照明を5ブロック毎に配置することで、敵対Mobのスポーンを防ぎ、安全に探索できます。高所からの落下ダメージを軽減するため、羽根の落下保護装備を用意しておきましょう。
アルマジロのスポーン
アルマジロはメサの一部の地域でスポーンします。ブラシを使ってウロコを採取できますが、間隔を空けて行うことがポイントです。また、アルマジロは敵対Mobを検知すると丸まる習性があるため、近づく際は注意が必要です。
| 準備チェックリスト | 詳細 |
|---|---|
| 毒耐性ポーション | 洞窟グモの毒攻撃に備える |
| 照明配置 | 5ブロック毎に設置して敵対Mobを防ぐ |
| 落下保護装備 | 羽根を使用して高所落下ダメージを軽減 |
| 牛乳 | 解毒用に必ず持参する |
| ブラシ | アルマジロのウロコ採取に使用 |
メサの探検は、準備をしっかりと行うことで、より安全で楽しいものになります。上記のポイントを押さえて、冒険を楽しんでください。
結論
メサの探検は、資源獲得と建築デザインの両面で大きなメリットをもたらします。このバイオームは、テラコッタや金鉱石といった貴重な資源が豊富で、ゲーム進行を効率化できます。
特に、荒野の地形を活かした建築デザインは、視覚的に美しい拠点を作ることが可能です。金装備と組み合わせることで、戦闘や探索のバランスも最適化できます。
初心者向けには、基本的な装備セットを用意し、マルチプレイ環境での戦略的価値を意識することが重要です。今後のアップデートでも、地形生成の変化が期待されるため、引き続き注目したい特徴です。

