結論から言うと、Instagramには、13〜17歳向けの「ティーンアカウント」があり、より保護レベルの高い設定が自動的に適用されます。公式ヘルプによると、非公開アカウント、フォローしている人などからのメッセージのみ受信、ヌード保護、スリープモード(毎日午後10時〜午前7時)、1日60分のリマインダーなどが含まれます。16歳未満のティーンが設定の保護レベルを下げるには、保護者の許可が必要です。保護者は、ペアレンタルコントロールで、利用時間の制限や設定変更の承認などができます。
この記事では、Instagram公式ヘルプにもとづいて、ティーンアカウントの設定、ペアレンタルコントロール、年齢確認を整理します。
この記事でわかること
- ティーンアカウントとは
- 自動的に適用される設定
- ペアレンタルコントロールでできること・できないこと
- ペアレンタルコントロールの設定の流れ
- 年齢確認の方法
- 公式ヘルプで確認できなかったこと
ティーンアカウントとは
公式ヘルプ「Instagramのティーンアカウントについて」には、次のように書かれています。
- ティーンアカウントは、13〜17歳のティーン用のInstagramアカウント
- より保護レベルの高い設定が、自動的に行われる
- 目的は、望まない連絡先を制限し、年齢に合ったコンテンツを表示し、ティーンが自らInstagramの利用時間を管理できるようにすること
- 16歳未満のティーンが、ティーンアカウントの設定を変更して保護レベルを下げるには、保護者の許可が必要
- 16〜17歳のティーンは、保護者がペアレンタルコントロールを利用しない限り、設定を自分で変更できる
自動的に適用される設定
| 項目 | 内容(公式ヘルプ) |
|---|---|
| 非公開アカウント | 13〜17歳が新規登録すると、デフォルトで非公開。16歳未満が公開に変更するには、保護者の許可が必要。16歳未満の既存アカウントは、過去に公開だった場合も非公開に設定される。16〜17歳の既存の公開アカウントは、自動的には非公開にならない |
| メッセージ | フォローしているアカウントと、以前につながっていたアカウントからのみメッセージを受信するよう、自動設定される |
| メッセージ内のヌード保護 | ヌードが含まれていることが検出されたメッセージの画像に、自動でぼかし処理が適用される(デスクトップ・ウェブブラウザー・Meta Questでは、現在サポートされていない) |
| タグ・メンション・リミックス | フォローしている人によるタグとメンションのみを自動的に許可。コンテンツのリミックスは、フォローし、フォローバックされている人に自動的に設定される |
| 不快な可能性があるコメント・メッセージリクエスト | 非表示ワードの設定により、自動的に非表示になる(メッセージリクエストの非表示ワードは、ウェブブラウザーやMeta Questでは、現在サポートされていない) |
| コンテンツ設定 | 自動的に**「13歳以上」**。18歳未満が制限レベルを下げるには、保護者の許可が必要 |
| スリープモード | 毎日午後10時から午前7時まで、自動的にオン。お知らせがミュートされ、メッセージへの自動返信がオンになり、Instagramを閉じるよう促すリマインダーが表示される |
| 1日の制限時間 | 1日のアプリの合計利用時間が60分になると、Instagramを閉じるよう促すリマインダーが自動的に表示される |
| ライブ配信 | ライブ配信を開始する機能は、デフォルトでオフ(段階的に導入されるため、一部のアカウントでは、オフになっていない場合がある) |
ペアレンタルコントロール
できること
公式ヘルプによると、保護者がペアレンタルコントロールを設定すると、次のことができます。
- お子さんがInstagramを利用できる時間制限を設定する
- 設定の安全性を低下させる、お子さんの変更リクエストを承認または却下する
- お子さんのInstagram利用に関するインサイト(チャット相手のアカウントなど)を確認する
- ティーンアカウントの特定の設定の保護レベルをさらに強化する
- 安全性を低下させる設定の変更を、お子さんが自分で行うことを許可する
できないこと
- お子さんの検索履歴やチャットを見る(チャットで見られるのは、お子さんのチャット相手のアカウントのみ)
- お子さんに代わって投稿する
- パスワードをリセットする
ペアレンタルコントロールの設定
公式ヘルプ「Instagramでティーンのペアレンタルコントロールを設定する」には、次のように書かれています。
- ティーンとその保護者の両方が、ペアレンタルコントロールに同意する必要がある
- 最初に、ティーンまたはその保護者が、招待を送信し、招待が承認されて、ペアレンタルコントロールが開始される
- お子さんのアカウントのペアレンタルコントロールを行える保護者は、1人のみ
- 対象は、ティーンが13〜17歳、保護者が18歳以上
- iPhone用またはAndroid用Instagramアプリの最新バージョンが必要
- 招待は、最初に作成されてから7日間で期限切れ。期限が切れたら、新しい招待を作成する
- ティーンが招待を複数の人に送信した場合は、最初に招待を承認した人が、ペアレンタルコントロールを行える保護者になる
- ペアレンタルコントロールを使っている場合、相手の保護者またはお子さんのアカウントをブロックすることはできない(ブロックするには、まずペアレンタルコントロールを解除する)
- 保護者とティーンは、ペアレンタルコントロールのアクティビティについてのお知らせを、**Instagramの[アクティビティ]**で確認できる
年齢確認
公式ヘルプ「Instagramで年齢を確認する」には、次のように書かれています。
- Instagramに登録するには、13歳以上である必要がある
- 地域によって、アカウントの利用を続けるために、年齢確認が必要になる場合がある。特定の機能にアクセスするときや、誕生日を変更するときにも、年齢確認が必要になる場合がある
- 確認の方法:誕生日の入力、顔写真付きの本人確認書類の提出、セルフィー動画の送信
- Metaは、第三者の年齢確認サービス「Yoti」と提携して、年齢確認を行っている
- 年齢確認のために提供された情報は、年齢確認のために利用され、Instagramのプロフィールに表示されたり、Instagram上の友達や他の利用者に公開されたりすることはない
- 自分の誕生日は、設定から確認・編集できる
- ティーンアカウントを持っていて、18歳以上であれば、設定で誕生日を編集できる
公式ヘルプで確認できなかったこと
- 日本での、ティーンアカウントの適用の時期や、設定の違い(一部の設定は、段階的に導入されるため)
- Yotiの年齢確認で提供した情報の、保存期間
- 保護者側の画面操作の、詳細な手順(招待の送り方などは、ヘルプの中で、ティーン向け・保護者向けに分かれて案内されています)
よくある質問(FAQ)
Q1. 13歳未満でも、Instagramを使えますか?
13歳未満は、アカウントを作成できません。13歳未満と判断された場合は、アカウントが削除されることがあります。
Q2. ティーンアカウントは、自分で設定しますか?
13〜17歳のアカウントには、自動的に設定が適用されます。
Q3. 親は、子どものDMの内容を見られますか?
見られません。ペアレンタルコントロールで確認できるのは、チャット相手のアカウントまでで、チャットの内容は見られないと書かれています。
Q4. 16歳なら、自分で設定を変えられますか?
16〜17歳のティーンは、保護者がペアレンタルコントロールを利用しない限り、設定を自分で変更できます。
Q5. 何分使うと、リマインダーが出ますか?
1日のアプリの合計利用時間が60分になると、閉じるよう促すリマインダーが表示されます。また、午後10時〜午前7時は、スリープモードが自動でオンになります。
まとめ
- 13〜17歳のアカウントは「ティーンアカウント」として、保護レベルの高い設定が自動で適用される
- 非公開、メッセージ制限、ヌード保護、スリープモード(午後10時〜午前7時)、1日60分のリマインダーなど
- 16歳未満が設定を下げるには、保護者の許可が必要
- ペアレンタルコントロールでは、時間制限と設定変更の承認ができるが、チャットの内容は見られない
- 年齢確認は、誕生日・本人確認書類・セルフィー動画で行う(Yotiと提携)
参考にした公式情報(2026年10月14日確認)
- Instagramヘルプセンター「Instagramのティーンアカウントについて」:https://help.instagram.com/995996839195964
- Instagramヘルプセンター「Instagramでティーンのペアレンタルコントロールを設定する」:https://help.instagram.com/472274307935829
- Instagramヘルプセンター「Instagramで年齢を確認する」:https://help.instagram.com/966909308115586

