結論から言うと、マシュマロで不快なメッセージが届いたときは、公式ヘルプでは「スパム報告ボタンから報告する」ことが案内されています。メッセージを削除するときに、同時にスパム報告をすることもできます。届きにくくする方法として、メッセージ受け付け範囲を、より安全な設定にする、AIモードを、より安全な設定にする、繰り返し使われている言葉をミュートワードに設定するの3つが挙げられています。匿名でも、権利侵害があり、請求の妥当性が認められれば、発信者情報が開示される場合があると、ヘルプに書かれています。
この記事では、マシュマロ公式のヘルプと利用規約にもとづいて、「危険性」の中身と、できる対策を整理します。
この記事でわかること
- 不快なメッセージが届いたときの、公式の対処
- 届きにくくする3つの設定
- スパム報告の仕組みと、知っておきたい点
- 発信者情報開示請求について
- 公式ヘルプで確認できなかったこと
匿名メッセージの「危険性」とは
匿名でメッセージを受け取れる仕組みでは、受け取る側にとって不快な内容が届く可能性があります。マシュマロの利用規約では、次のような内容を送信することが禁止されています。
- 性的な内容
- 暴力的、または残虐な内容
- 差別的、または攻撃的な内容
- 犯罪、または犯罪を助長する内容
- いじめ、またはいじめを助長する内容
- スパム、またはスパムサイトへ誘導する内容
- 他者の権利を侵害する内容
規約で禁止されていても、すべてが事前に防がれるわけではありません。公式の「マシュマロとは」では、ネガティブな内容はAIが削除すると説明されていますが、利用規約には「AIの品質は保証しない」と書かれています。
不快なメッセージが届いたとき
公式ヘルプ「不快なメッセージが届いた」の内容です。
スパム報告
- メッセージの下部にある「送信者をスパム報告」から、運営に報告できる
- メッセージを「削除」する際に、同時にスパム報告することもできる
- スパムとして報告されたメッセージは、すべて運営がチェックし、問題が確認できたら、送信者に対して何らかの措置を取る
- メッセージを受け取った本人でなくても、匿名でスパム報告できる
スパム報告の注意点
ヘルプの「関連ページ」には、次のように書かれています。
- スパム報告の操作は、取り消せない。報告した瞬間に多くの情報が保存され、報告されたユーザーに対する内部評価も変更されるため
- 気軽にスパム報告やブロックをしてもよい。ユーザーによるスパム報告やブロックは、AIの学習に全く影響しないので、自分の気分で行っても大丈夫
- 「スパム報告」をすると、AIの学習用データが増え、精度向上につながる
つまり、迷ったら報告・ブロックしてよい、というのが公式の案内です。
届きにくくする3つの設定
1. メッセージ受け付け範囲
- メッセージを募集する人が、「メッセージ受け付け範囲」を設定できる
- それにより、メッセージを送信できる人を限定できる
- ただし、あくまで送信できる人に関する設定であり、実際に受信するかどうかは、募集者のその他の設定や、システムの判断によって決まる
2. AIモード
- マシュマロでは、ネガティブなメッセージをAIが削除する
- AIの働き方を変更することで、メッセージの届きやすさと安全性を調整できる
- 設定画面で4種類から選べる。そのうち「不干渉」は、AIがメッセージを削除しないモード(プレミアム会員の機能とされている)
- 各モードは、そのモードに設定されている間に送信されたメッセージにのみ適用される。「不干渉」に設定しても、過去に届かなかったメッセージが表示されることはない
より安全にしたい場合は、「不干渉」とは反対の方向(AIがより多く削除する方向)に設定することになります。各モードの名称や、細かい違いは、今回確認した範囲では、「不干渉」以外の詳細を確認できませんでした。設定画面の案内に従ってください。
3. ミュートワード
- 設定した文字列が含まれているメッセージが、届かなくなる機能
- 設定画面でワードを追加すると、そのワードを含むメッセージは受信箱に届かなくなる
- ワードは複数登録できる
- ワードは、メッセージ本文に部分的に含まれているだけでも対象になる、と案内されている
繰り返し使われている言葉を、ミュートワードに設定する、というのが公式の案内です。
発信者情報開示請求
ヘルプには、次のように書かれています。
- マシュマロは発信者情報開示請求を受け付けている
- 個人の権利を侵害する行為があった場合、適切な請求をして妥当性が認められれば、運営が取得した発信者情報を開示する
- ただし、発信者の個人情報を第三者に提供することになるため、個人情報の取り扱いに配慮が必要とされている
利用規約の免責事項にも、匿名で送信されるが、法的な根拠によって提出を求められた場合は、送信者の情報を提出することがあると書かれています。
つまり、「匿名だから何を送っても特定されない」わけではないということです。受け取る側にとっては、権利侵害の内容によっては、法的な手続きをとる余地がある、という意味になります。実際に手続きを進めるかどうかや、可否の判断は、弁護士などの専門家に相談してください。
受け取る側の心構え(一般的な考え方)
ここは、公式ヘルプの内容を踏まえた、一般的な整理です。
| 状況 | 考え方 |
|---|---|
| 不快なメッセージが届いた | 公開せず、削除またはスパム報告(公式ヘルプの案内) |
| 同じ言葉が何度も届く | ミュートワードに登録する |
| 送れる人を絞りたい | メッセージ受け付け範囲を見直す |
| 脅迫など、深刻な内容が届いた | 画面を保存したうえで、警察や弁護士などに相談する |
| 精神的な負担が大きい | メッセージの募集を止める(公式ヘルプには、止め方の詳細は確認できませんでした) |
送る側の注意(一般的な考え方)
利用規約では、誹謗中傷や攻撃的な内容を送ることは禁止されています。匿名でも、法的な根拠があれば、送信者情報が提出される場合があります。
公式ヘルプで確認できなかったこと
- AIモード4種類の、それぞれの名称と細かい違い(「不干渉」以外)
- メッセージ受け付け範囲の、具体的な選択肢
- 募集を一時的に止める方法
- 未成年者の利用に関する年齢制限や、保護者向けの案内
よくある質問(FAQ)
Q1. 不快なメッセージが届いたら、どうすればいいですか?
スパム報告ボタンから報告します。削除と同時に報告することもできます。報告は取り消せない点にご注意ください。
Q2. スパム報告やブロックは、気軽にしてもいいですか?
公式ヘルプには、「全く問題ありません」と書かれています。AIの学習には影響しないとされています。
Q3. 匿名の送信者は、特定できませんか?
運営が取得した情報を、法的な根拠にもとづいて開示する場合があります(発信者情報開示請求)。ただし、請求の妥当性が認められる必要があります。
Q4. 迷惑なメッセージが届きにくくする設定は?
メッセージ受け付け範囲、AIモード、ミュートワードの3つが案内されています。
Q5. 以前届かなかったメッセージを、あとから見られますか?
見られません。AIモードは、設定されている間に送信されたメッセージにのみ適用されます。
まとめ
- 不快なメッセージは、スパム報告(削除と同時も可)。報告は取り消せない
- 届きにくくするのは、受け付け範囲・AIモード・ミュートワードの3つ
- 気軽にスパム報告やブロックをしてよい。AIの学習への影響はない
- 匿名でも、権利侵害があれば、発信者情報が開示される場合がある
- 深刻な内容は、警察や弁護士などに相談する
参考にした公式情報(2026年10月14日確認)
- マシュマロ ヘルプ「不快なメッセージが届いた」:https://help.marshmallow-qa.com/
- マシュマロ「利用規約」:https://marshmallow-qa.com/terms/service
- マシュマロ「マシュマロとは」:https://marshmallow-qa.com/about

