結論から言うと、公式のプライバシーポリシーでは、WeChatは、「中国本土以外の携帯電話番号」で登録したユーザー向けのサービスで、中国本土の携帯電話番号(+86)で登録したユーザーは、「Weixin」という別のサービスの利用者として扱われます。アカウントを登録するには、携帯電話番号と別名(ニックネーム)が必要です。13歳未満(または現地法で定められた年齢)の利用は、保護者の同意なしには許可していないと書かれています。
この記事では、WeChat公式の日本語版プライバシーポリシーにもとづいて、WeChatとWeixinの違い、登録に必要な情報、データの扱い、年齢制限を整理します。
この記事でわかること
- WeChatとWeixinの違いと、見分け方
- 登録に必要な情報
- データの保管場所・保持期間・共有先
- 年齢制限と保護者モード
- 公式ページで確認できなかったこと
WeChatとWeixinの違い
公式のプライバシーポリシーには、次のように書かれています。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| WeChatユーザー | +86以外の国際ダイヤルコードの携帯電話番号(「中国本土以外の携帯電話番号」)で登録してアカウントを作成したユーザー |
| Weixinユーザー | 国際ダイヤルコード+86の携帯電話番号(「中国本土の携帯電話番号」)をリンクして登録している、または、深圳市腾讯计算机系统有限公司とWeixinの契約をしているユーザー |
- このプライバシーポリシーは、WeChatユーザーにのみ適用される
- Weixinユーザーには、Tencent Weixinの「Weixinソフトウェアライセンスおよびサービスに関する契約」と「Weixinプライバシー保護ガイドライン」が適用される
自分がどちらか確認する方法
- 「[Me]>[設定]>[バージョン情報]」の順にタップし、「利用規約」のリンクをクリックする
- 「WeChat – 利用規約」が表示されれば、WeChatユーザー
- Tencent Weixinのソフトウェアライセンスおよびサービスに関する契約が表示されれば、Weixinユーザー
- 最新版では、「チャット」画面の上部のヘッダーに書かれたサービス名でも確認できる(「WeChat」ならWeChatユーザー、「Weixin」または「微信」ならWeixinユーザー)
電話番号を変更した場合
- 中国本土の携帯電話番号から、中国本土以外の番号へ(またはその逆)変更した場合は、アカウントを切り替える必要がある
- 切り替えた日から、適用される文書が変わる
登録に必要な情報
公式のプライバシーポリシーによると、次のとおりです。
- WeChatアカウントに登録する際には、携帯電話番号と別名(ニックネーム)が必要
- 追加情報を入力して、プロフィールをさらに詳しく設定できる
- 「モーメンツ」に写真を投稿するなど、特定の機能を使うときは、その機能の提供のために情報を処理する
データの扱い
使い道
- WeChatを提供し、他のユーザーとのコミュニケーションを可能にし、機能を使えるようにし、体験を向上・サポートするために、情報を使う
- 保護者が、未成年者にWeChatの使用を許可した場合、保護者から受け取った要請や問い合わせを確認するために、保護者の連絡先情報を保持する
共有先
- サービスを提供するために必要な場合(SMSサービスプロバイダーなど)、または裁判所・当局・法律によって強制された場合を除き、情報を第三者と共有しない
- 共有する第三者には、同じ、または同等のデータ保護を求める
保管場所
- サーバーは、シンガポールとマレーシアに設置されている
- 香港特別行政区とマカオ特別行政区に所在するユーザーについては、香港に設置されている
- サポートチームやエンジニアリングチームは世界中に配置されており、データは、これらの場所からアクセスされる可能性がある(アクセスは、指定された担当者のみに制限されると説明されている)
保持期間
- 保持期間は、情報のタイプによる
- たとえば、ログインデータは、収集した日から最長90日間保持される
- 法律で定める期間を超えて保持することはない
自分のデータの権利
- お住まいの地域によっては、データへのアクセス、消去、使用の制限、異議申し立て、コピーの取得などの権利がある
- 日本を含む国・地域については、追加の管轄区域固有の条件が適用される場合がある
年齢制限と保護者モード
公式のプライバシーポリシーには、次のように書かれています。
- 適用される法律に従い、13歳未満(または関連する現地法で定められた、その他の適用年齢)の個人が、保護者によるプライバシーポリシーへの同意・確認なしにWeChatを利用することを許可していない
- 保護者向けには、「WeChat保護者モード利用規約」で、管理機能や制限が案内されている
保護者モードの具体的な機能や設定方法は、今回確認した範囲では、確認できませんでした。
使う前に確認したいこと(一般的な考え方)
ここは、公式の情報を踏まえた、一般的な整理です。
| 確認すること | 理由 |
|---|---|
| 自分がWeChatかWeixinか | 適用される規約・プライバシー保護の文書が異なるため |
| 登録する電話番号 | 中国本土の番号かどうかで、サービスが分かれるため |
| 未成年の場合 | 13歳未満は、保護者の同意が必要とされているため |
| 個人情報や認証コード | 他人に教えない(一般的な注意) |
公式ページで確認できなかったこと
- 友達の追加方法や、チャット・通話・モーメンツの具体的な使い方(今回確認したのは、プライバシーポリシーです)
- WeChat Payなどの支払い機能の、日本での利用可否と条件
- アカウント凍結・解除の具体的な手順(公式ヘルプのページは、主に中国語・英語で、日本語では確認できませんでした)
- 日本向けの追加の条件の具体的な内容
よくある質問(FAQ)
Q1. WeChatとWeixinは、同じですか?
別のサービスとして扱われます。中国本土以外の携帯電話番号で登録するとWeChat、中国本土の番号(+86)で登録するとWeixinです。
Q2. 登録には何が必要ですか?
携帯電話番号と別名(ニックネーム)が必要です。
Q3. データは、どこに保管されますか?
サーバーは、シンガポールとマレーシアに設置されています(香港・マカオのユーザーは香港)。
Q4. 子どもが使えますか?
13歳未満(または現地法で定められた年齢)の個人は、保護者の同意なしには利用を許可していないと書かれています。保護者モードの案内もあります。
Q5. 電話番号を変えたら、どうなりますか?
中国本土の番号と、それ以外の番号の間で変更した場合は、アカウントの切り替えが必要です。
まとめ
- WeChatは、中国本土以外の携帯電話番号で登録するサービス。中国本土の番号(+86)はWeixin
- 登録には、携帯電話番号と別名が必要
- サーバーはシンガポールとマレーシア。ログインデータは最長90日保持
- 13歳未満は、保護者の同意が必要。保護者モードがある
- 使い方の詳細は、アプリ内の案内や、公式ヘルプで確認する
参考にした公式情報(2026年10月14日確認)
- WeChat「プライバシーポリシー」(最終更新 2026年8月6日):https://www.wechat.com/mobile/ja/privacy_policy.html

