結論から言うと、60代・70代の婚活は「同世代の会員数が多く、安全対策がしっかりしたアプリ」を選べば、決して遅すぎることはありません。
「この年齢から婚活なんて…」と感じている方も多いと思いますが、シニア世代向けの婚活サービスはここ数年で選択肢がぐんと広がっています。
僕も40代になって、スマホやアプリの「知らないと損する」部分をいろいろ調べてきましたが、婚活アプリの世界も驚くほど変化しています。
この記事では、シニア婚活アプリを選ぶときのポイント、料金や特徴を比較できるおすすめサービス、そして安全に使うための注意点まで、同世代の友人に説明するつもりで分かりやすくまとめました。
シニア婚活アプリとは?何歳から使えるサービスなのか
シニア婚活アプリとは、50代以降の会員が中心となる、またはあえて年齢を区切って登録できる婚活サービスのことです。
「シニア婚活」という言葉自体に法律上の年齢定義はありませんが、業界内では50代後半〜60代以降を指して使われることが多いです。
40代後半からシニア向けサービスを利用する方も珍しくありません。
大切なのは年齢そのものより、「同世代と落ち着いて出会いたい」という気持ちに合ったサービスを選ぶことです。
近年は、50歳以上しか登録できない「Goens」や、40歳以上限定の「ラス恋」のように、あえて年齢を区切ることで若い世代と競合しない環境を作っているアプリも増えています。
「20代・30代ばかりで話が合わない」という不安を感じる方には、こうした年齢限定型のサービスがひとつの安心材料になるはずです。
シニア婚活アプリを選ぶ3つのポイント
数あるアプリの中から自分に合うものを選ぶには、次の3点を意識すると失敗しにくくなります。
- 同年代の会員数が多いか
- 本人確認・監視体制などの安全対策が整っているか
- 目的(再婚・事実婚・パートナー探しなど)に合っているか
同年代の会員数は特に重要です。
全体の会員数が多くても、60代・70代の登録者が少なければマッチングは進みません。
安全対策については、公的証明書による本人確認、24時間の監視体制、通報・ブロック機能の有無を必ず確認しましょう。
シニア世代を狙った特殊詐欺のうち、婚活・出会い系サービスを装う手口は警察庁の統計でも継続的に報告されている類型のひとつであり、この部分は妥協しないほうがいいです。
目的も人それぞれです。
結婚を前提とした真剣な出会いを求める方もいれば、「結婚という形にはこだわらず、一緒に過ごせる相手がほしい」という方もいます。
まずは自分がどちらに近いかを整理してから探すと、アプリ選びがぐっとスムーズになります。
60代・70代におすすめの婚活アプリ7選|料金・特徴を比較
ここでは、シニア世代の利用実績があるサービスを、特徴別に比較表でまとめました。
| サービス名 | タイプ | 特徴 | 料金目安(男性・月額) |
|—|—|—|—|
| ペアーズ | 総合型アプリ | 累計登録者数が国内最大級、検索機能が充実 | 3,700円〜4,500円程度 |
| ユーブライド | 婚活アプリ | 結婚を前提とした真剣な会員が多い | 2,400円〜5,000円程度 |
| マリッシュ | 再婚支援アプリ | 離婚・死別経験者への理解が深い | 3,400円〜3,800円程度 |
| Omiai | 婚活アプリ | 匿名性が高く安全対策が手厚い | 3,900円程度 |
| Goens | 50代以上限定 | 若い世代がいない環境で活動できる | 5,000円程度 |
| ラス恋・アンジュ | 40代・30代以上限定 | 年齢を区切った安心感が特徴 | 3,000円台〜 |
| 茜会 | 結婚相談所 | 1960年創業、対面サポートが手厚い | 入会金+月会費 |
料金やサービス内容は改定される場合があるため、実際の金額・条件は必ず公式サイトで最新情報を確認してください。
ペアーズ|会員数の多さで出会いのチャンスを広げたい方に
ペアーズは、運営元が「累計登録者数1,000万人突破」を公表してきた国内最大級のマッチングアプリで、利用者の年齢層は10代後半から60代以上まで幅広いのが特徴です。
居住地・年齢・趣味・結婚への意識など、細かい条件で検索できる機能があり、「旅行好き」「映画鑑賞が趣味」といった同じ関心を持つ人が集まるコミュニティ機能もあります。
会員数が多いぶん、地方在住の方でも同世代の相手を見つけやすいというメリットがあります。
一方で、全年代が同じアプリ内に混在する分、シニア専用アプリに比べると「同世代だけの安心感」はやや薄れます。
まずは検索条件を年齢層で絞り込んで使うのがコツです。
ユーブライド|真剣な結婚を考えている方に
ユーブライドは、結婚を前提とした真剣な出会いを重視する婚活サービスとして長年運営されてきました。
運営会社は会員の年代分布として40代・50代以上のミドル・シニア層が一定の割合を占めることを公表しており、若い世代限定のマッチングアプリとは会員構成が異なります。
プロフィールの充実度が高く、結婚に対する価値観や希望条件を細かく設定できるため、ミスマッチが起きにくいのが特徴です。
具体的な成婚者数はサービスの提供状況によって変動するため、最新の実績は公式サイトの発表を確認するのが確実です。
Omiai|匿名性と安全対策を重視したい方に
Omiaiは実名を出さないイニシャル制でプライバシーが守られている婚活アプリです。
運営会社の公表情報によれば、24時間365日体制の監視・パトロールを行っており、規約違反や不審な行動をしたユーザーには利用制限などの措置を取る仕組みが整えられています。
こうした体制は、公式サイトの「安心・安全への取り組み」ページで具体的に説明されているため、利用前に一度目を通しておくと安心材料になります。
結婚を前提とした真剣な出会いを求める60代・70代にも向いているサービスといえます。
マリッシュ|再婚・パートナー探しを応援するアプリ
マリッシュは、再婚活やシングルマザー・シングルファザーの支援に力を入れているアプリです。
「リボンマーク」という機能があり、再婚希望者や子育て経験のある方への理解を示すことができるため、似た境遇の相手を見つけやすくなっています。
離婚歴や死別を経験した方でも気負わずに活動できる雰囲気があり、同じような背景を持つ相手と出会いやすい点が支持されています。
厚生労働省の人口動態統計では、死別・離別を経験した高齢者の再婚件数は近年横ばいから微増傾向にあるとされており、こうした「経験への理解」を前面に出したアプリの存在は、この層のニーズと重なっていると筆者としては見ています。
Goens・ラス恋・アンジュ|年齢限定型で同世代と出会いたい方に
Goensは50歳以上、ラス恋は40歳以上、アンジュは30代以上のみが登録できる年齢限定型のアプリです。
「若い世代の中で埋もれてしまう」という不安がある方には、こうした年齢を区切ったサービスが向いています。
アンジュには「好み設定」という機能があり、相手の性格や行動の傾向を項目ごとに比較できるため、価値観の近い相手を探しやすいのも特徴です。
年齢限定型は総合型アプリに比べて全体の会員数こそ少なめですが、「同世代しかいない」という前提があるぶん、プロフィールの年齢欄を気にせず活動できるという利用者の声が、各アプリの口コミレビューサイトでも見られます。
茜会|対面サポートを重視したい方に
茜会は1960年創業で、60年以上の歴史を持つ中高年専門の結婚相談所です。
30代から70代まで幅広い世代が活動しており、専任カウンセラーがお見合いのセッティングからアドバイスまで手厚くサポートしてくれます。
デジタルの操作に不安がある方や、対面での丁寧なサポートを求める方には、アプリよりも結婚相談所の仕組みが合っている場合があります。
費用は月額1万〜3万円程度に加え、成婚料が別途かかることもあるため、事前に料金体系を確認しておきましょう。
アプリと相談所を比較すると、費用面ではアプリの方が抑えやすい一方、「誰かに間に入ってもらいたい」という安心感を求める方には相談所のサポート体制に軍配が上がる、というのが率直な印象です。
シニア婚活で気をつけたい安全対策
婚活アプリを安心して使うためには、いくつか守っておきたいルールがあります。
- 初回のやり取りで急に連絡先交換を求める相手には注意する
- 個人情報は信頼関係ができてから伝える
- 初回デートは昼間の人目がある公共の場所を選ぶ
- お金の話が出たら、どれだけ親しく感じていても一度立ち止まる
特に注意したいのが、お金にまつわる話です。
投資、送金、急な病気の治療費などを理由に金銭を求めてくるケースは、いわゆる「ロマンス詐欺」の典型的な手口とされています。
警察庁が公表している特殊詐欺・SNS型投資詐欺に関する統計でも、恋愛感情や結婚を前提とした関係を利用した金銭要求の相談件数は近年増加傾向にあるとされており、シニア層はその対象になりやすいとされています。
会ったことがないのに将来を約束してくる、投資の成功談を語ってくるといった相手には警戒が必要です。
不審に感じたときは、警察相談専用電話の「#9110」や、消費者ホットライン「188」に相談できます。
被害が出てからではなく、少しでも迷った段階で相談することが自分を守る行動になります。
再婚を考える際に知っておきたい制度面の注意点
60代・70代で再婚を視野に入れる場合、恋愛感情だけでなく、制度面の確認も大切です。
遺族年金を受け取っている方は、再婚によって受給権がなくなる可能性があります。
また、再婚によって相続の関係も変わるため、子どもや親族が不安を感じることもあります。
こうした話は交際初期には切り出しにくいものですが、関係が深まってから初めて分かると、家族を巻き込んだトラブルになりかねません。
法律婚にこだわらず、事実婚や週末婚、別居のまま支え合う関係を選ぶという方法もあります。
詳しい制度の内容は年金事務所や専門家への相談が確実ですので、この記事では概要にとどめておきます。
シニア婚活アプリに関する私の考察
ここまで紹介してきたように、シニア世代の婚活は、もはや特別なことではなくなってきています。
内閣府の高齢社会白書では、65歳以上のインターネット利用率が年々上昇していることが繰り返し示されており、各婚活サービスがシニア層向けの機能や専用プランを相次いで打ち出している背景には、こうしたデジタル環境の変化があると筆者は考えます。
各サービスが年齢限定プランや専用機能を打ち出している状況を見る限り、僕の同世代である40代が想像する以上に、シニア層のデジタル活用は進んでいると感じます。
個人的に興味深いのは、Goensやラス恋のような年齢限定型と、茜会のような対面型相談所を比べたときの「安心感の質」の違いです。
年齢限定型は「同世代だけの気軽さ」を提供する一方、相談所は「人が間に入る安心感」を提供しており、どちらが優れているというより、自分がどちらの安心感を必要としているかで選ぶべきだというのが率直な感想です。
また、単に「恋人探し」「結婚相手探し」だけでなく、「趣味を共有できる相手」「日常を分かち合える居場所」を求める動きが強まっている点も見逃せません。
定年退職や配偶者との死別、子どもの独立などをきっかけに、人と話す機会が減る方は少なくありません。
そうした背景から、恋愛や結婚をゴールにしない、コミュニティ型のサービスが選ばれ始めているのは、時代の流れとして自然なことだと思います。
一方で、便利になったからこそ、安全面への意識はこれまで以上に大切になっていると筆者としては考えます。
前述のとおり、恋愛関係を利用した金銭詐欺の相談件数は増加傾向にあると報告されており、スマホの操作に慣れていない世代を狙ったリスクはゼロではありません。
「便利さ」と「慎重さ」の両方を持ちながら使うことが、これからのシニア婚活には欠かせないと感じています。
今後は、年齢限定型のアプリや、対面サポート付きの結婚相談所など、選択肢がさらに細分化していくのではないでしょうか。
自分に合ったサービスを見極める目を持つことが、これまで以上に重要になっていきそうです。
なお、この記事は2026年7月時点の情報をもとに作成しています。料金やサービス内容、公表数値はアプリのアップデートによって変更される場合があるため、最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
よくある質問
Q. シニア婚活アプリの費用相場はどれくらいですか?
マッチングアプリの場合、女性は無料、男性は月額3,000〜5,000円程度が目安です。
結婚相談所の場合は、入会金5万〜20万円に加え、月会費1万〜3万円程度が相場とされています。
まずは無料登録できるアプリから気軽に試してみるのがおすすめです。
Q. 子どもや家族に反対されたら、シニア婚活はどうすればいいですか?
シニア婚活では、財産や相続の問題が絡むことがあるため、家族が心配するのは自然なことです。
事前に家族と話し合い、必要に応じて事実婚や通い婚といった柔軟な形を検討するのもひとつの方法です。
Q. スマホの操作に自信がなくても婚活アプリは使えますか?
多くのアプリはシンプルな操作で使えるように設計されており、初めての方でも数分で登録できるものがほとんどです。
操作に不安がある場合は、対面サポートが手厚い結婚相談所を選ぶという選択肢もあります。
まとめ
シニア世代の婚活は、決して遅すぎることはありません。
会員数の多さ、安全対策、そして自分の目的に合っているかという3つの視点でアプリを選べば、60代・70代からでも新しい出会いのチャンスは十分にあります。
ペアーズやOmiaiのような大手アプリから、Goensやラス恋のような年齢限定型、茜会のような対面サポート型の結婚相談所まで、選択肢は豊富です。
まずは気になるサービスに無料登録し、どんな相手がいるのかを確認するところから始めてみてはいかがでしょうか。
無理せず、自分のペースで、新しい出会いへの一歩を踏み出してみてください。
