結論から言うと、結婚相談所ツヴァイ(株式会社ZWEI)が2026年4月16日に発表した調査では、マッチングアプリの利用経験がある770名のうち、「頻繁に感じた」52.7%・「時々感じた」36.4%を合わせた89.1%が、「アプリ疲れ」を感じたことがあると回答しています。「まったく感じなかった」は2.7%でした。ただし、この調査の対象は、同社の現会員(1,064名)という限られた層です。
この記事では、この調査の内容と、疲れたときの一般的な考え方を整理します。
この記事でわかること
- 調査の概要と、読むときの注意点
- アプリ疲れの3つのタイプ
- 男女で異なる疲れの傾向
- 活動を見直した人の傾向
- 疲れたときの一般的な考え方
調査の概要と、読むときの注意点
プレスリリース(2026年4月16日)には、次のように書かれています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 調査対象 | 結婚相談所ZWEIの会員の、全国の独身男女(20歳代〜60歳代) |
| サンプル数 | 1,064人(男性690名、女性374名) |
| 調査期間 | 2026年3月12日〜3月15日 |
| 調査機関・方法 | 自社調査・Webアンケート調査 |
| アプリの利用経験 | 72.4%(770名) |
調査の対象は、結婚相談所の会員であり、マッチングアプリを使った経験がある人のうち、さらに結婚相談所に入会した人です。つまり、アプリでの活動に満足して続けている人は、含まれていない可能性があります。数字は、「アプリ利用者全体の傾向」としては読めない点に注意が必要です。また、リリースには、同社の結婚相談所のサービスの案内も含まれています。
アプリ疲れの3つのタイプ
リリースでは、疲れの原因を、次の3つのタイプで整理しています(最も影響が大きかった原因で分類)。
| タイプ | 割合 | 内容 |
|---|---|---|
| コミュニケーション疲れ | 47.6% | メッセージのやりとりの負担など。「メッセージのやりとりが負担」は全項目トップの23.6% |
| 期待値疲れ | 18.6% | 相手の結婚への本気度や、温度差への不安から生じる疲れ |
| 判断疲れ | 11.3% | 誰を選ぶべきか迷うなど、選択・判断の難しさに起因する疲れ |
男女差
リリースには、当てはまる原因をすべて回答してもらった結果として、次のように書かれています。
- 調査した12項目のうち10項目で、女性の回答率が男性を上回った
- 男性が上回った2項目は、「ドタキャンや返信遅延」「時間がかかりすぎる」(コミュニケーション疲れ型)
- 「メッセージのやりとりが負担」は、男性46.2%・女性63.4%で、男女ともに1位
- 女性は、「結婚への本気度が分からない」(48.5%)、「真剣度を見極めるのが難しい」(45.9%)が2位・3位(男性は34.3%・25.4%)
活動を見直した人の傾向
- アプリ疲れを感じた749名のうち、70.6%が「婚活の進め方を見直した」と回答
- 見直した人と見直していない人で、疲れの要因を比べると、差が大きかった上位5項目のうち4項目が「期待値疲れ」(「結婚への本気度が分からない」は16.5ポイント差、「交際目的の温度差」は14.9ポイント差)
- 見直しを決めた529名のうち、「3か月未満」で決断したのは32.3%、「1年以上」かかったのは30.8%
疲れたときの一般的な考え方
以下は、調査の結果をもとにした一般的な考え方であり、公式の推奨や医学的な助言ではありません。
- メッセージの負担が大きい場合:やり取りする相手の人数を絞る、アプリを開く時間帯を決めるなど、負担を減らす工夫が考えられます(調査では、メッセージの負担が最多の原因でした)
- 相手の本気度が分からず疲れる場合:プロフィールや最初のメッセージで、自分の目的(恋活か婚活か)を明確にしておくと、目的の合う相手とやり取りしやすくなる可能性があります(期待値疲れ型への対処としての一般的な見方です)
- 選べずに疲れる場合:条件を絞る、やり取りを始める基準を、先に決めておく方法があります
- それでも疲れが続く場合:一定期間、アプリを使うのをやめて、気持ちを整理する方法もあります(多くのアプリには、利用を一時的にやめる方法があります。方法は、各アプリのヘルプでご確認ください)
- 活動の方法を見直す:調査では、疲れを感じた人の約7割が、進め方を見直したと回答しています。アプリ以外の方法を選ぶかどうかは、ご自身の目的や状況に合わせて判断してください
確認できなかったこと
- アプリ疲れが、実際に出会いの成果にどう影響するか(今回の調査には、記載がありませんでした)
- 特定のアプリごとの、疲れやすさの違い
- バツイチ・再婚の方に特化した調査の結果(今回確認したリリースには、離婚歴の有無での集計は載っていませんでした)
- 結婚相談所とアプリの優劣(リリースは、結婚相談所の発表であり、比較の根拠としては、この記事では扱いません)
よくある質問(FAQ)
Q1. アプリ疲れは、多くの人が感じていますか?
ツヴァイの調査では、利用経験のある770名の89.1%が、「疲れを感じたことがある」と回答しています。ただし、結婚相談所の会員を対象とした自社調査のため、一般の利用者全体の割合とは限りません。
Q2. 一番の原因は何ですか?
調査では、「メッセージのやりとりが負担」が全項目でトップの23.6%でした。
Q3. 男女で違いはありますか?
女性は、調査した12項目のうち10項目で、男性より回答率が高く、特に「結婚への本気度が分からない」「真剣度を見極めるのが難しい」といった期待値疲れ型が目立ちました。
Q4. 疲れたらやめたほうがいいですか?
やめるかどうかは、ご自身の状況によります。調査では、疲れを感じた人の約7割が活動の進め方を見直したと回答していますが、見直し方は人それぞれです。
Q5. 結婚相談所のほうが向いていますか?
この調査は、結婚相談所の会員を対象にした発表であり、一般論として「相談所のほうが向いている」とはいえません。目的や費用、サポートの内容を比べて、判断することをおすすめします。
まとめ
- ツヴァイの調査(2026年4月)では、利用経験者770名の89.1%が「アプリ疲れ」を感じたことがあると回答
- ただし、結婚相談所の会員を対象にした自社調査で、アプリ利用者全体を代表するものではない
- 疲れの原因は、メッセージの負担が最多(23.6%)。女性は「本気度」「真剣度」への不安が目立つ
- 疲れを感じた人の約7割が、活動の進め方を見直している
- 疲れたときは、人数・時間を絞る、休むなど、無理のない方法を選ぶ
参考にした情報(2026年10月14日確認)
- 株式会社ZWEI「【GW前後は利用者が増加!マッチングアプリ利用実態調査】マッチングアプリ利用者の約9割が「アプリ疲れ」を経験」(2026年4月16日、PR TIMES):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000217.000066446.html

