結論から言うと、Pairs・youbride・マリッシュは登録や相手探しまでは無料で、女性はメッセージのやり取りまで無料というアプリが多くなっています。
50代、60代になっても、新しい出会いを求める気持ちは自然なことです。
同世代の友人と話していても、「定年後に時間ができたけど、出会いの場がない」「離婚してから、新しい人と知り合うきっかけが全然ない」という声をよく聞きます。
私自身、昔は合コンや友人の紹介で出会うのが当たり前でしたが、今はそういう機会がめっきり減りました。
そんな中高年世代の受け皿として広がっているのが、熟年向けマッチングアプリです。
この記事では、Pairs(ペアーズ)、youbride(ユーブライド)、マリッシュという代表的な3つのアプリを例に、熟年世代がどこまで無料で使えるのか、料金の仕組みと選び方を同世代の目線で整理していきます。
なお、料金など変動しやすい情報は、2026年7月時点で確認できた内容をもとにしています。
熟年マッチングアプリとは?普通の出会い系と何が違うの?
熟年マッチングアプリとは、主に40代・50代・60代・70代の中高年・シニア世代を対象にした、出会いを目的とするスマートフォンアプリのことです。
若い世代向けの一般的なマッチングアプリと違い、再婚やパートナー探し、真剣な交際を目的とする利用者が多いのが特徴です。
一般的な出会い系サイトとの一番の違いは、本人確認が必須であることです。
運営会社がインターネット異性紹介事業の届出を行っている、信頼性の高いサービスが多くなっています。
写真の審査、24時間の監視体制、通報機能なども整っているため、「怪しいサイトなのでは」と不安に思う必要はそこまでありません。
とはいえ、どのアプリを使う場合でも、最初は慎重に様子を見ながら進めるのが安心です。
Pairs・youbride・マリッシュはどこまで無料?料金を比較【2026年7月時点】
「無料で本当に使えるの?」という疑問は、初めて使う人が必ず持つ疑問だと思います。
結論としては、登録・プロフィール作成・相手の閲覧までは、多くのアプリで無料です。
ただし、アプリごとに男女の料金体系がはっきり分かれているので、代表的な3つを比べてみます。
| アプリ名 | 女性の料金 | 男性の料金目安 | 特徴 |
|—|—|—|—|
| Pairs(ペアーズ) | 完全無料 | 月額3,700円〜(決済方法・プランで変動) | 会員数が多く、恋活・婚活どちらにも対応 |
| youbride(ユーブライド) | 男女同額 | 1ヶ月5,000円〜(3ヶ月プランなら月あたり3,600円程度) | 30代〜50代中心、結婚前提の真剣な出会い向け |
| マリッシュ | 完全無料 | 月額3,400円〜3,800円程度(プランで変動) | 40代・50代の利用が多く、再婚・シングル世帯に理解がある |
※上記の料金は2026年7月時点で各アプリの案内をもとに確認した目安です。決済方法・契約期間・キャンペーンによって変動するため、最新の金額は各アプリの公式サイトの料金ページで確認してください。
Pairsは女性が完全無料で、男性は決済方法や契約期間によって料金が変わります。
ブラウザ版のクレジットカード決済であれば1ヶ月4,000円台からで、長期プランを選ぶと1ヶ月あたりの料金がぐっと下がる場合もあります。
正確な金額は、購入手続きの画面や公式の料金ページで確認するのが確実です。
youbrideは珍しく男女同額の料金体系です。
女性も課金するからこそ、真剣度の高い利用者が集まりやすいと案内されています。
1ヶ月プランは5,000円台からですが、3ヶ月・6ヶ月と長いプランを選ぶほど、1ヶ月あたりの実質負担は下がっていきます。
マリッシュは女性が無料、男性は月額3,400円前後からと、他の2つに比べてやや抑えめの設定です。
40代・50代の利用者が多いことで知られており、離婚歴のある人や子育て中の人への配慮がある点も特徴です。
この仕組みを知らずに使い始めると、「メッセージを送ろうとしたら急に課金画面が出てきた」と戸惑うことになりがちです。
事前に把握しておけば、余計な出費を防げます。
なお、料金プランや条件はサービス側の判断で見直されることがあるため、実際に利用する前には各アプリの公式ページで最新情報を確認してください。
男性でも無料で出会う方法はある?条件達成という選択肢
男性の場合、完全無料のアプリを選ぶか、有料アプリを条件付きで無料利用する方法のどちらかを検討することになります。
条件付きで無料になる方法として代表的なのが、次のようなパターンです。
- アプリ内のミッション(プロフィール入力や年齢確認など)を達成すると、一定の無料枠が広がる
- マッチング相手が有料会員であれば、自分が無料会員でもメッセージのやり取りができる
- 本人確認や独身証明の提出によって、無料会員のままメッセージが送れる仕組みを用意しているアプリもある
例えばyoubrideでは、独身証明書を提出済みの無料会員であれば、メッセージのやり取りができるという案内が公式サイトに明記されています。
役所での取得に多少の手間はかかりますが、課金せずに真剣な婚活を進めたい人には有効な選択肢です。
一方、Pairsやマリッシュのように「マッチングまでは無料、メッセージは有料会員から」という仕組みのアプリでは、無料会員のままだと相手からのメッセージへの返信までしかできない場合がほとんどです。
「とにかく費用をかけたくない」という人は独自の無料制度があるアプリ、「効率よく真剣な相手と出会いたい」という人は有料会員として活動する、という使い分けが現実的でしょう。
こうした条件も含め、詳しい適用範囲は各アプリの公式ヘルプページで確認するのが確実です。
60代のマッチングアプリ利用率はどのくらい?
MMD研究所が実施した「2023年マッチングサービス・アプリの利用実態調査」によれば、スマートフォンを所有する20歳から69歳の男女29,350人を予備調査の対象とし、マッチングアプリのサービス内容を知っていると回答した人のうち、60代(n=742)の利用経験(現在利用中と過去利用の合計)は13.1%となっています。
同じ調査で、50代(n=1,177)は19.3%、40代(n=1,570)は33.4%、30代(n=1,891)は50.4%、20代(n=2,198)は54.8%という結果でした。
年代が上がるほど利用経験の割合は下がっていく傾向がありますが、60代でも13%を超えているというのは、決して少なくない数字だと感じます。
熟年世代にとってマッチングアプリは、すでに珍しい存在ではなくなってきていると言えそうです。
なお、会員全体に占める60代の実際の登録人数については各社が公式に人数を公表していないため、この記事では触れません。
気になる場合は、興味のあるアプリの公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。
60代男性・60代女性で状況は違う?リアルな傾向
熟年マッチングアプリを使う前に知っておきたいのが、男性と女性で状況がやや異なるという点です。
一般的に、マッチングアプリは女性より男性の登録者数が多くなりやすく、60代男性は競争がやや激しい傾向があるとされています。
プロフィール写真や自己紹介文の工夫が、若い世代以上に重要になってくると考えられます。
複数の紹介記事では、マリッシュの男性会員は40代の割合が特に高いというデータも紹介されており、40代・50代を中心とした年齢層の厚さが、他のアプリとの違いとしてよく挙げられています。
一方で60代女性は、いいねを受け取る数自体は多い傾向がある一方、「年齢差が大きい相手からのアプローチが多い」「メッセージは続くのに、なかなか実際に会う段階に進まない」といった声もあるようです。
どちらの立場であっても、焦らず、自分のペースで相手を見極めていく姿勢が大切だと感じます。
アプリを選ぶときに確認したい3つのポイント
数あるアプリの中から自分に合うものを選ぶには、次のようなポイントを確認しておくと失敗が少なくなります。
- 同世代の利用者が一定数いるアプリかどうか
- 本人確認・24時間監視体制など、安全対策が整っているかどうか
- 料金の仕組みが分かりやすく、意図しない課金が起きにくいかどうか
特に若い世代中心のアプリでは、年齢を絞った検索をしても候補がほとんど出てこないということもあり得ます。
まずは無料登録をして、同世代の利用者がどのくらいいるかを実際に確認してみるのがおすすめです。
なお近年は、40代以上限定を明確に打ち出したアプリも登場してきています。
筆者の実感としても、以前に比べて「40代から」「50代専用」といった年齢限定型のマッチングアプリを見かける機会が増えており、年齢を絞った専用サービスが増えていること自体、熟年世代の需要が市場でも意識されている表れだと感じます。
考察|熟年マッチングアプリ市場をどう見るか
ここからは、筆者としての見方を述べます。
熟年マッチングアプリの広がりは、単なる一時的なブームではないと個人的には考えています。
定年退職の年齢が延び、離婚・死別を経験する人の数も増える中で、「新しい人間関係を築きたい」というニーズは今後さらに大きくなっていくはずです。
実は私自身、40代になってから同世代の知人に誘われて、こうしたアプリの無料会員登録だけ試したことがあります。
プロフィールを埋めて相手を検索するところまでは想像より簡単で、「難しそうに見えますが、やってみると5分で設定できました」というのが率直な感想です。
ただし、メッセージのやり取りをしようとした段階で有料プランへの案内が出てきて、そこで初めて料金体系の違いを実感しました。
あらかじめアプリごとの仕組みを比べておけば、こうした戸惑いはかなり減らせると思います。
一方で気になるのは、無料をうたいながら実際にはメッセージ段階で課金が必要になる仕組みが、中高年層にとって分かりにくい場合があることです。
スマートフォン操作に不慣れな人ほど、途中で「結局いくらかかるのか」が見えにくくなりがちだと感じます。
この点は、アプリを選ぶ側が事前に料金体系をしっかり確認しておく必要があるでしょう。
また、youbrideのように男女同額にすることで真剣度をそろえようとする設計や、マリッシュのように再婚・シングル世帯への配慮を前面に出す設計など、アプリごとに異なる工夫が見られるのも興味深い点です。
近年、40代・50代以上を対象にした年齢限定型のアプリやサービスが以前より目につくようになってきたのは、業界としても中高年市場を意識した動きが強まっている表れだと筆者としては見ています。
若い世代に埋もれず、同世代だけの環境で活動できるという安心感は、これから熟年マッチングアプリを検討する人にとって、重要な判断材料になっていくのではないでしょうか。
今後は、本人確認や安全対策のさらなる強化とあわせて、中高年でも迷わず使える操作画面の分かりやすさが、アプリ選びのポイントとしてますます重視されていくと筆者としては見ています。
料金についても、案内される数字が実際の請求額と異なっていないか、契約前に公式ページで最終確認する習慣を持つことが、これからますます大切になっていくと考えています。
まとめ
Pairs、youbride、マリッシュといった主要なマッチングアプリは、登録・閲覧は基本無料で、女性はメッセージまで無料というアプリが多くなっています(youbrideは男女同額)。
料金の具体的な金額は2026年7月時点の目安であり、変動する可能性があるため、利用前には各アプリの公式サイトで最新情報を確認してください。
男性は、独身証明書の提出や相手が有料会員かどうかによって、無料でも利用の幅を広げられる可能性があります。
まずは自分に合いそうなアプリを無料登録し、同世代の利用者がどのくらいいるか、料金の仕組みはどうなっているかを実際に確認してみることから始めてみましょう。
焦らず、ひとつずつ確認していけば、思っている以上に出会いのチャンスは広がっているはずです。
よくある質問
熟年マッチングアプリは本当に無料で使えますか?
登録やプロフィール閲覧はほぼ無料です。ただし男性はメッセージのやり取りに課金が必要なアプリが多いため、事前に料金の仕組みを確認しておくと安心です。youbrideのように男女同額のアプリもあります。
60代でもマッチングアプリで出会えますか?
MMD研究所の2023年調査によれば、60代の利用経験者は13.1%にのぼるとされ、決して珍しいことではありません。同世代の利用者が多いアプリを選ぶと、より出会いやすくなる可能性があります。
男性が課金せずに出会う方法はありますか?
アプリ内のミッション達成や、独身証明書の提出、相手が有料会員の場合など、条件付きで無料利用できる仕組みを用意しているアプリがあります。詳しい条件はアプリごとに異なるため、公式ヘルプでの確認がおすすめです。

