結論から言うと、Instagramで広告を出すには、プロアカウント(ビジネスまたはクリエイター)が必要です。公式ヘルプによると、Instagramアプリから直接投稿を宣伝する方法のほか、instagram.com、Facebookページ、Meta Business Suite、Meta広告マネージャから広告を作る方法があり、Advantage+の全機能は広告マネージャで利用できるとされています。iOS用Instagramアプリでは、利用可能残高で支払うと、Appleのサービス料(広告の合計支払い額の30%)がかかる場合があるため、注意が必要です。
この記事では、Instagram公式ヘルプにもとづいて、広告の出し方の違いと、投稿を宣伝する手順を整理します。
この記事でわかること
- 広告を出すために必要なこと
- 広告を出す5つの方法の違い
- 投稿を宣伝する手順
- 審査について
- iOSアプリでの費用の注意点
- 公式ヘルプで確認できなかったこと
広告を出すために必要なこと
公式ヘルプには、次のように書かれています。
- Instagramで広告を掲載するには、プロアカウント(ビジネスまたはクリエイター)を作成するか、切り替える必要がある
- Instagramで初めて宣伝する場合は、リンクする広告アカウントを選択するよう求められる。既存のFacebook広告アカウントを選ぶか、FacebookアカウントとInstagramアカウントを分けて利用できる
- 米国を拠点にしているビジネスまたは米国のオーディエンスをターゲットにする予定のビジネスが、信用、雇用、住宅、社会問題、政治に関連する広告キャンペーンを作成する場合は、[特別な広告カテゴリ]から最も適切なカテゴリを選択する必要がある
広告を出す5つの方法
公式ヘルプ「Instagramで広告を掲載する方法」に書かれている方法です。
| 方法 | 内容(公式ヘルプ) |
|---|---|
| Instagramアプリ | フィード投稿、リール、ストーリーズ、パートナーコンテンツを、アプリから直接宣伝できる。アプリから宣伝する場合、オーディエンスと配置のオプションは自動的に設定される |
| instagram.com | コンピューターまたはモバイルウェブブラウザーで宣伝できる。アプリで宣伝する場合と同じ機能を利用できる |
| Facebookページ | Facebookページを管理している場合、そのページにInstagramプロアカウントをリンクできる。FacebookとInstagramの両方に掲載できる。一部の配置やオーディエンスのオプションは利用できるが、Advantage+の全機能は広告マネージャでのみ利用できる |
| Meta Business Suite | FacebookとInstagramの両方のプレゼンスを管理するツール。投稿の日時指定、広告の作成、アクセス許可の管理、インサイトの確認などができる。一部のAdvantage+の機能は利用できるが、最先端の自動化と最適化には、広告マネージャを使用する |
| Meta広告マネージャ | InstagramとFacebookの両方の広告キャンペーンの作成と管理を行う、包括的なツール。利用可能なMeta Advantage+のすべての機能にアクセスできる |
つまり、手軽に投稿を宣伝したい場合はアプリ、細かい設定や自動化の機能を使いたい場合は広告マネージャ、という違いがあります。
投稿を宣伝する手順
公式ヘルプ「Instagramで投稿を宣伝する」には、次のように書かれています。
宣伝できる場所と対象
- 宣伝した投稿は、[発見]、ホームフィード、発見フィード、プロフィールフィード、ストーリーズに表示される
- 商品タグを含むInstagramフィード投稿も、宣伝できる
アプリでの手順(フィード投稿)
- プロフィールを開く
- 宣伝する投稿をタップする
- 投稿の画像の下にある[宣伝]をタップする
- 宣伝の詳細を入力する。[目標](利用者が広告を表示した場合に実行してもらいたいアクション)、[オーディエンス](リーチしたい相手)、[予算](1日当たりの消化金額)、[期間](広告の掲載期間)を設定し、[次へ]をタップする
- [広告をプレビュー]をタップして、広告が掲載される配置を確認し、Advantage+ クリエイティブを管理する
- [投稿を宣伝]をタップして、広告の作成を完了する
instagram.comでの手順
- [プロフィール]をクリックするか、プロフィール写真を選択してプロフィールに移動する
- 宣伝する投稿を選択し、[宣伝]をクリックする
- 目標・オーディエンス・予算・期間を設定する
- [投稿を宣伝]を選択して、広告の作成を完了する
審査について
公式ヘルプには、次のように書かれています。
- [投稿を宣伝]を選択すると、広告がMetaの広告ポリシーに準拠しているかどうかが審査される
- 広告を審査用に提出したとき、審査が始まったとき、承認または却下されたとき、広告が終了したときに、お知らせが届く
- 審査により承認されると、広告の掲載が開始される
iOSアプリでの費用の注意点
公式ヘルプには、次のように書かれています。
- ほとんどの地域では、iOS用Instagramアプリで広告アカウントに利用可能残高を追加すると、広告の合計支払い額(課税・地域の手数料適用前)の30%のAppleのサービス料が適用される場合がある。この料金は、InstagramやMetaではなく、Appleが受け取る
- iOS用Instagramアプリでリール動画を宣伝する場合は、利用可能残高での支払いが必要
- 費用を節約し、Appleのサービス料を回避するには、iOSアプリではなく、instagram.comを利用する
EU・EEA・スイスの利用者について
公式ヘルプには、EU、EEA、スイスに居住している利用者の場合、アカウントがMeta製品を広告なしで利用するサブスクリプションまたは低パーソナライズ広告体験を適用したアカウントセンターに含まれていると、広告および広告を利用した収益化の機能が制限されると書かれています。
公式ヘルプで確認できなかったこと
- 広告の費用の目安・最低予算
- 広告の成果や効果(成果についての保証や数値は、確認できませんでした)
- 日本で利用できない広告機能の、具体的な範囲(「ヨーロッパと日本を配信先・配信元とする場合に、ビジネスや広告のメッセージ関連の特定の指標、広告キャンペーン、オーガニックメッセージ機能を利用できなくなる」と書かれています)
- 広告ポリシーの、具体的な内容(別のヘルプ「Instagram広告のポリシーとは?」で案内されています)
よくある質問(FAQ)
Q1. 個人用アカウントでも、広告を出せますか?
プロアカウント(ビジネスまたはクリエイター)が必要です。個人用アカウントの場合は、プロアカウントに切り替えます。
Q2. 宣伝の最低予算は、いくらですか?
今回確認した公式ヘルプには、記載がありませんでした。宣伝の画面で、[予算](1日当たりの消化金額)と[期間]を設定する際の、表示でご確認ください。
Q3. アプリと広告マネージャは、どちらを使えばいいですか?
アプリから宣伝する場合、オーディエンスと配置のオプションは自動的に設定されます。Advantage+の全機能を使いたい場合は、広告マネージャを使います。
Q4. 広告は、すぐに表示されますか?
審査に承認されると、広告の掲載が開始されます。審査の開始・承認・却下のお知らせが届きます。
Q5. iPhoneで広告を出すと、手数料が高くなりますか?
iOS用アプリで広告アカウントに利用可能残高を追加すると、Appleのサービス料(広告の合計支払い額の30%)が適用される場合があると書かれています。instagram.comを利用すると、回避できるとされています。
まとめ
- 広告を出すには、プロアカウント(ビジネスまたはクリエイター)が必要
- 方法は、アプリ・instagram.com・Facebookページ・Meta Business Suite・Meta広告マネージャの5つ
- アプリでの宣伝は、目標・オーディエンス・予算・期間を設定して、審査を経て掲載される
- Advantage+の全機能は、広告マネージャでのみ利用できる
- iOSアプリでは、Appleのサービス料(30%)が適用される場合があるため、instagram.comの利用が案内されている
参考にした公式情報(2026年10月14日確認)
- Instagramヘルプセンター「Instagramで広告を掲載する方法」:https://help.instagram.com/537518769659039
- Instagramヘルプセンター「Instagramで投稿を宣伝する」:https://help.instagram.com/2090822074310288

